宇宙:そこは漆黒の闇なる神秘の空間なり
問
宇宙から帰還した宇宙飛行士の人達が、「月や宇宙で神を感じた」ということを言いますが、あれは真に神を感じているのでしょうか。もしそれが真実としたら、私が今宇宙空間へ行ったら同じように感じることができるのでしょうか。答
基本的には是である。 地球も宇宙であるのだが、我々の実感としては、やはり地球外ということになる。 その空間は実に不可思議である。 その漆黒の闇は透明である。 そして、深い静けさに満たされている。 私の瞑想は、昔からこの宇宙空間のものが多い。 それは四半世紀前宇宙からの映像が地上に流される以前から、私の視覚に捉えられるものであった。 実に心落ちつく所である。時空を超えた空間存在である。 多くの飛行士が宇宙空間で神を感じるのは、決して仏教的深遠な哲理を把握するということではなく、もっと単純な感性としての神ということである。 その限りにおいて、彼らは、確かに神を体感しているのである。 それは丁度、大自然の雄大さを眼前にして、心洗われ、神想観を抱くが如きものである。 その延長に存在する体験である。 当然のことながら、あなたが行けば、同様の体験をする可能性がある。 が、絶対そうなるとも言いきれない。 そこは、個人の感性に因ることになる。 ところで、この心理作用については、もう一つ重要な因子があると言われている。 それは、彼らが高濃度の酸素を吸っていることである。 これによって、脳の活性化が行なわれ、その結果として非常に敏感な感性が賦活させられるのだとも考えられている。 これが事実だとすると、同様の実験を地上でも出来ることになる。 少なくとも頭脳に酸素がたっぷり行くことは良いことである。 あなたも一度、実験してみると良い。 よく、脳の活動を停止させることが神との感応を高めることだと思っている人がいるが、そうではない。 やはり、この世にあっては、脳の活動なくして神との感応もないのである。 それ故、脳に対する何らかの刺激が、一つの神秘体験をもたらすことになるのだ。 大いに挑戦してみることである。