香りと臭い:四季の香りや様々なにおいの意味は

四季の香りを感ずるとうれしくなります。感じる香りは神様のプレゼントのように思いますが、何を伝えて下さろうとなさっていらっしゃるのでしょうか。お香、お花、お料理、トイレ等の「におい」が有るのですが、どうしてでしょうか。(事務職 20代)

霊的に高い人というのは良い香りを放っているものなり

先ず述べておきたいのは、「におい」というのは、霊的に非常に重要な要因であるということである。 霊的に高いということは、いい香りを伴なうということであり、霊的に低いということは、イヤな臭いを伴なうということである。 「におい」に敏感な人と鈍感な人がいるが、鈍感な人に霊的に高い人はいないと言っても過言ではない。 敏感な人が必ずしも高い訳ではないが、臭いをよく嗅ぎ分けられることは、重要である。 というと、では犬の方が人間より霊的に上かということになるが、そういうことではない。 彼らは、ウンチの臭いが大好きである。 鼻がきくからといって、それだけで善とは言えないのである。 高貴な香りを好む人は、高い気を放っている人である。 しかし、香水大好き人間は山といるが、本当によい香りをさせている人は、少ないものだ。 彼らの心が美しくないために、美しい香りに思い到ることが出来ないのである。 それほどに、香りは大切だ。 心して「におい」と関わらなければいけない。 それ故、綺麗好きの方が、そうでない人間よりも、霊的に高い傾向を示す。 同様に、音に敏感か否かも然りである。 大きな音に鈍感な人は、高い霊性とは関係ない人が多い。 なお、「霊的におい」は、これらとは別の所から香ってくる。 さて、四季とは、優れた民族に与えられた感性である。 年中暑いだけの南国、寒いだけの北国からは、豊かな感性は生まれない。 これは輪廻の象徴であり、侘びなる世界を理解する上で、重要な現象である。 四季折々に心癒され、また深き哲理へと到るのである。 色々な「におい」があるのは、豊かさの為である。 眼耳鼻舌身意の六根を通して、人は生きている。 その一切を通して世界を理解し、また、それ故に迷うのである。 この六根の束縛から逃れることこそが、仏道の指し示す所であって、我らが修めるべき霊の在りようということが出来る。 所詮は、「におい」は「におい」、香りは香りだ。 自然の営みの一つに過ぎない。 種を保存する為に香りを放ち、危険を知らせる為の「におい」だったりもする。 性フェロモンでもあり、季節を知らせるものだったりもする。 それ以上のものではない。 しかし、既述の通り、霊的高低を判断する上で、重要な事でもある。 良い香りを嗅ぎ、また放つよう心掛けねばならない。 特に神棚のある部屋は、良い香りが必要である。 あなたの身体もいい香りがするべきである。 口臭などもってのほかである。 だからと言って、ろくに働きもせず、いつも綺麗にしていて、いい香りを放っている人より、汗臭さを伴なう肉体労働者の方が、霊的に低いということでは全くないから、誤解してはならない。

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