神と人間:霊的レベルの低い存在に神を感じるのは

木や石のような霊的にレベルの低い存在に神を感じ、人間のように霊的レベルの高い存在から神を感じにくいと思うのは何故でしょうか。(医師 30代)

大自然と等しく醜い人間もまた神聖なる存在と覚るべし

それは、二つの理由による。 一つはあなたの偏見(好嫌)であり、他は人間が内在させる不純故である。 それに対する拒絶が生じているのだ。 一の好嫌とは、あなた自身の狭量さでしかない。 しかし実際の所、あなたに限らず、およそ凡ての人が、同様の見解を持っているに違いない。 斯く、人が人である限りに於いて、その感情は避けて通れぬものであろう。 もし、そうでない人がいたとしたならば、それは、その人の中に、現実という実感が伴なっていないのだろう。 その様な人物は、昔から存在する。それは傍目には愚者と見えるし、また、実際の所、IQは低い傾向にある。 しかも、この人物の場合は、周囲からひどい目に遭わされない事という条件が付いてくる。 そうでないと、他者に神性を感じ取ることは出来ない。 しかし、こうなると、なかなか相当する環境を得る人物は限られてくるが、全くゼロの訳ではない。 とはいえ、その人物を指して、誰も偉人とは呼ばない。 一方、人間には、汚く醜い心がある。 それは、言うまでもなく、神を感ずることにはならない。 尤も、真の覚者は、そこに一なる誠を発して、神を拝するのである。 そこまで、あなた自身がなるには、天文学的時間を要する。 木や石は、あなたを攻撃しない。 嫌悪することもない。 陰口をたたくこともない。 安心して接することが出来る。 その時のあなたの心は、解放されている。 だから、心は繊細となり、神を感じるのだ。 しかし、実際は、自然も人間も、共に神聖であることに変わりはない。

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