前世と来世:前世の念いが今世を創り今世の念いが来世を招くのである

前世での自分の配偶者や親兄弟など親しい人とは、今生でも関わり合うものなのでしょうか。

今世から見た前世とは、来世から見た今世という関係と同じである。
前世の親しい者が今世でも親しいかとは、今世で親しい者と来世でも親しいのかという問いと同じである。

結論から言えば、親しい者とは親しい関係を維持する。
しかし、配偶者が来世も配偶者となることは極めて稀れである。

決してゼロではないが、そういう二人は夫婦の間、一度たりとも喧嘩をすることなく、一度たりとも心の中でも相手を裏切ることがない。
それ程に結びついた者に於いては、転生の度に一緒になることがあるが、それでも、どこかの時点で、必ず違う方向へと向かい始める。
こうして、偏った思考、志向を修正させられていくのである。

極めて高い霊格者にあっては、どこかの時点で一体化してしまう場合もある。
これは例外中の例外である。

一般には生物が同族(血)を嫌い、他の種族から新しい血を入れるように、また、全く異なるDNA同士がより激しい恋愛感情を抱き結ばれるように、霊も、より異なる質を求めて来世を迎えんとするのである。

それ故、同質の親しい者とは、意外にも深い絆とまではいきにくい所があり、だんだんと疎遠となることが多い。
但し、全く同質の極めて強い意識で結ばれている場合には、強い引力で引き合い、決して離れることはない。

ところが、強い引力で最も多いのは、敵対する人物との縁である。
どちらか一方でも強い思いを持っていると、相手の人生に関わってくるものである。
特に前世に於いて、いい悪いは別として、相手を苦しめた関係では、相手の恨みが今世に隣人や友人となって現れ、敵対することになるから、大いに心しなければならない。

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