万世一系の断絶:天皇制の意味意義を御教え下さい

「皇室典範に関する有識者会議」の最終報告で、女性女系天皇を認める結論が出ています(※註:この問答は、2006年1月のものです)。このままでは二千年以上続いた皇室の伝統が絶えてしまいます。何故日本だけが、これだけ長く万世一系の皇室を仰ぐことができたのかを含め、天皇制の意味意義を御教え頂ければ幸いです。(教師 30代)

この法案が成れば大和二六六六年の栄光は一夜にして崩壊する

2666年の皇統を、わずか30時間程の討論で、結論付けさせた小泉首相。
その座長を努めた吉川弘之元東大総長は、ロボット工学が専門で、皇室の専門家ではない。
氏は、記者会見で、「私たちは歴史観や国家観で案を作ったのではない」と、とんでもない発言を行なった。

皇統は、最も崇高な歴史観と国家観とに基づき、決定されるべきものである。
『大計』でも述べているように、日本国の建国以来、連綿として続いて来た世界に類を見ない万世一系(男系の意)の皇統は、いまや、偉業以外の何者でもない。
世界の全ての国王が侵略者であったのに対し、わが国の王、天皇だけは、国の建国者及びその末裔である。
2666年に亘って、常に一般庶民とは生活を異にし、常に聖域に在り、帝王学を学び、自己を律してこられた。
この様な例は、古今東西いかなる国、民族に於いても、類を見ないのである。
ただそれだけで、皇統は偉業なのである。
この2666年の誇りを、僅か30時間の討論で踏みにじらんとする輩は、大和の祖霊たちによって、亡ぼされるであろう。

万世一系(男系)とは、遺伝子に於けるY染色体の系譜(女性はX染色体のみ)に他ならない。
女系となれば、建国以来続いてきたY染色体が、断絶することを意味するのだ。
つまりは、直系ではなくなるということである。
血統が、受け継がれなくなるということだ。

果たして、歴史から乖離した皇統に、どれだけの価値が継承され得るといえるだろうか。
その時には、皇統が断絶したのであり、最早、天皇家の存在意義そのものすら、否定されることになる。

これほどまでに男系にこだわる理由は、(1)に継承されし伝統の尊重であり、(2)に「マケ」(女性の生理)中の女性は、一切の神事に関わることが出来ないことである。
一般には余り知られていないが、天皇の仕事には、対外的な諸行事への参加の他に、実は、それ以上の数多くの神事に関わらなくてはならないのだ。
それは、天皇こそが、日本神道の頂点に位置されておられるからである。
稲作一つとってみても、元々は天照大神の神業であり、天皇がその御代わりとして、毎年行なわれているのだ。
実に多くの神事に関わらなくてはならない。

特に、国運を作用する、秘伝中の秘伝の神示もある。
それには、『時』が、絶対的に関わってくるのだ。
「時」とは、2666年という時である。

一時避難的な女帝は男系でもあり、一代限りなら問題ないが、それが何代にもなれば、男系が断えるだけでなく、神事への支障という、日本特有の大国難が待ち受けることを意味する。
実に由由しき問題であるのだ。

何故、少民族小国家でありながら、ユダヤと大和だけがこれほどに優秀であったのかは、この両者には、揺るぎない一宗と一系が存在し、常に神と共に歩んできたからである。
いまや、科学万能時代と呼ばれて久しいが、それは、人間の思い上がりというものだ。
もっと、神事に対しては、謙虚であるべきである。
単に、人間国宝や無形文化財的意味合いとしても、この世で天皇以上の存在はないことを自覚しなければ、およそ日本人といえないと言わざるを得ない。
謙虚に神を崇える者にこそ、真の繁栄が約束されるのである。
どんなに科学が発達しても、この謙虚さだけは、失なうべきではない。

さて、1月20日には通常国会で「皇室典範改正案」が上程される予定だ。
何としてでも、これに反対しなければならない。
戦後GHQによって皇籍を奪われ臣籍降下させられた、十一宮家の復活はあって然るべきことである。
60年の空隙があると雖も、誇りは失なわれてはいない。
何より、ご自身の御事ゆえ、出来得るならば、天皇御自らお詞を発せられるべきである。

この問題は、政治に非ず。
何ら憲法に抵触するものではない。
この時こそ、天皇家の復権の好機でもある。
逸すれば、今上天皇は、後世に愚者の汚名を残されることになるだろう。
而してそれは、大和の終焉を意味することになる。

本来、天皇は神の使いと知るべきである。
宮内庁の自覚と国民の教養が、余りに不足している。

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